ソーシャルレンディングにおけるコロナの影響について

世界中で猛威を振るっている新型コロナウィルスは、ソーシャルレンディングに少なからず影響を与えています。世界的な不況や金融不安が目されているのですから、ソーシャルレンディングも無関係ではありません。コロナの影響により、今後のソーシャルレンディング事情が大きく様変わりする可能性は十分あります。

ただコロナの影響がいったいどう出るのか、冷静に落ち着いて見極めなければなりません。ソーシャルレンディングにおいてコロナの影響イコールマイナスとは限りませんので、まずは世界レベルで経済の状況を俯瞰してとらえ、ソーシャルレンディング・ラボなどの大手サイトの情報も参考にしつつ、今後どのような変化をたどっていくのかいち早くキャッチすることがとても大切です。

ソーシャルレンディングに対してコロナの影響が心配されることとは

ソーシャルレンディングに対するコロナの影響が心配されるのは、やはり資金の融資を受けている企業の極端な業績悪化です。コロナの影響により前年比で売上が低下した企業は、国内外を問わず枚挙に暇がありません。生産工場のストップ、外出自粛による販売不振、人手不足など、さまざまな形でコロナの影響が出ています。

https://www.city.meguro.tokyo.jp/kurashi/anzen/newcorona/avoid_unnecessary_outings.html

こうしたピンチを乗り切って大きな売上減を免れた企業は良いですが、コロナの影響をもろに受けて業績が悪化してしまった企業もあります。資金の融資を受けている企業の業績が著しく悪化すれば、配当に期待できるはずもありません。ソーシャルレンディングでとても心配なコロナの影響です。

ソーシャルレンディングへのコロナの影響が長期化すれば先が読めない

ソーシャルレンディングへのコロナの影響は、残念ながら長期化してしまう可能性が高いです。コロナの感染がピークを過ぎて収束すれば経済も元通りになるはずですが、コロナはまだまだ猛威を振るっています。短期的なマイナスならまだ乗り切れても、これから長期化すればまったく先が読めなくなってしまいます。

https://www.tokyo-cci.or.jp/file.jsp?id=1022084

成長する見込みがあった業界が成長しなかったり、ベンチャー企業の売上が伸びなかったり、急激に業績が悪くなったりなどが見込めます。前例がないだけにどのような経済の動きをするのか不透明ですし、ソーシャルレンディングへのコロナの影響は小さくありません。先の見えない漠然とした不安感があります。

ソーシャルレンディングのコロナの影響から誕生した新規ファンド

ソーシャルレンディングでは、コロナの影響から誕生した新規ファンドもあります。コロナによって資金繰りが悪化した企業の立て直しを支援するファンドで、多くの投資家の関心を集めました。

こうしたコロナの影響から誕生した新規ファンドは、想定した通りの利回りになるのかどうか他のファンドと比べて読みにくいところがあります。ただそれでも社会貢献や支援の側面があるため、投資家たちの興味を引きました。これからもこのようなコロナの影響に関係した新規ファンドが誕生する可能性は十分あります。

ソーシャルレンディングとコロナの影響がどう推移するか注視

まだコロナは収束していないため、今後ソーシャルレンディングとコロナの影響がどう推移していくのかは注視しておく必要があります。世界情勢や世界経済と関連が深いソーシャルレンディングですから、コロナの影響とは切っても切り離せません。

コロナの影響は決して小さくはありませんので、場合によっては情勢が大きく変わることも十分ありえます。そうなればソーシャルレンディングに対する投資のスタンスも逐一見直す必要がありますし、先入観で決めつけることなくフラットに考えてどういう投資を行うのかの結論を出さないといけません。.ソーシャルレンディングとコロナの影響の見極めが非常に重要です。
参考:NHKの、新型コロナウイルス関係特設サイト